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51(ごじゅういち)

【コメント】 同じマークで51点を集めます。
【ジャンル】 トランプゲーム/屋内遊び
【人数】 3人〜7人


【用意するもの】
トランプ(ジョーカーを含む53枚)


【遊び方】
☆親を決め、親は各自にカードを5枚ずつ配ります。残りのカードの上から5枚を表向きにして場に広げ、これを場札にします。残ったカードは裏向きのまま山札とします。

☆ゲームの目的は同じスートのカードで合計51点を作ることです。カードの点数は、Aが11点、K・Q・Jが10点、ジョーカーは10点または11点、その他の数字カードはそのカードの数字が点数。

☆1周目を行います。1周目は親から順番に時計回りに、手札から1枚いらないカードと場札の中から1枚必要なカードを交換します。(1周目は必ずこの交換を行わなければなりません。)

☆2周目からは交換したいカードがない場合は「パス」をしても構いません(何回しても構いません)。「パス」をしたら次の人に順番が移ります。

☆また、交換や「パス」の他に場札を「流す」ことも出来ます。この場合、場札の5枚は捨て札となり脇に避けておきます。そして山札の上から5枚を表向きにして広げます。「流す」行為を行った場合は、「パス」は出来ませんので、必ずカードを1枚交換しなければなりません。ここで「流す」行為を行ったプレーヤーはカード1枚同士を交換する他に、手札5枚と新しい場札5枚を全て交換することも出来ます。(手札の5枚より場札の5枚の方が有利だと判断した時に使ってみるのも良いでしょう。)

☆山札がなくなった場合は流した捨て札をよく切って山札にします。

☆同じスートで51点が集まったら「ストップ」を宣言してその人の勝ちになります。この時、2位以下は手札の点数が高い順に決めます。ただし、手札が同じスートでなかった場合はその人は0点になります。(例えば、4枚がハートで1枚がダイヤだった場合は0点。)

☆また「ストップ」の他に「コール」というルールもあります。これはゲームの途中で同じスートで51に近い点数が集まり、他の人が自分より点数が低そうだと思った時に「コール」と宣言します。この時、「コール」宣言者が他の人より点数が高かった場合は宣言者が1位になります。他のプレーヤーは点数の高い順に順位を決めます。もちろんこの時も同じスートで揃ってなければ0点です。また「コール」にはリスクもあります。「コール」宣言をした時、他のプレーヤーの方が宣言者より点数が高かった場合は宣言者は0点になってしまいます。他のプレーヤーは普通通りに点数計算して順位を決める。


【備考】
☆ジョーカーはどのスートの代わりにもなり10点か11点のどちらかをプレーヤーが選びます。ただしゲーム終了時に同じ点数のプレーヤーがいた場合はジョーカーを持っているプレーヤーの方が順位が下になります。


【参考】
『おもしろトランプゲーム』 正木ノリオ著 高橋書店 2003


No.38
First edition : 2003年12月24日 1:37
Last Update : 2003年12月24日 1:37


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